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●2018年8月某日/消滅する都心の谷を歩く

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武蔵野台地の東縁が複雑な地形を作り出す東京都心。
構造物によって埋め尽くされているため気がつく事は少ないが
自転車で走る際には高低差を改めて実感する。
そのような都心の谷間に再開発によって丸ごと失われゆく街区がある。
全面解体まで秒読み段階となった2018年夏、
谷底に密集する失われ行く町を歩いた徘徊録。


photo:Canon eos7d 15-85mm
2018年現在の情報をもとにした勝手な自由研究なので資料的価値はありません。

追記/2019年08月.虎ノ門・麻布台プロジェクト着工を掲載
追記/2019年10月.虎ノ門・麻布台プロジェクト建設予定地一周を掲載

岬のように突き出た台地先端が複雑に入り組む都心の地形。都会と野性味溢れる高低差とのミスマッチが近年注目を集めている。そんな台地に挟まれた「谷間」に今回の目的地がある。まずは現地の空撮写真を掲載。
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真俯瞰から撮られた写真だとよくある街並にしか見えないこの場所、密集する建物や路面等の地上構造物を剥ぐことによってその下に隠された狭隘な地形が露になる。カシミールのような地形ソフトはないので等高線を見ながら地道に地形図を描いた。

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すると東西に伸びる不思議な谷間が浮かび上がった。虎ノ門から麻布台にかけての全長0.5kmほどの渓谷のような一帯は三棟の超高層ビルを中心とした大規模な再開発が行われることによって間もなく街区ごと完全に消滅することになる。



現在、世界の超高層建築においては高さ300mを超えるスーパートールと呼ばれるものが主流となり4〜500m級も珍しくはない。一方日本においては長らく300mの壁を突破する事ができず、あべのハルカスによって世界に一歩足を踏み入れた。その後発表された常磐橋プロジェクトは日本記録を一気に更新する390mのインパクトもあって知る人は多いのではないか。
一方こちらの超高層ビル計画はビルマニア以外にはそれほど知られていない。しかし高さは近隣の東京タワーに匹敵する323m。常磐橋B棟が完成するまでのわずかな期間、日本一の高さとなる。昨年の新年早々、当初は330mという高さで発表されその規模に驚かされたことをよく覚えている。

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その後やや縮小されたものの263m、233mのツインタワー含め三棟のビルが建てられ、土地利用が限界に達した都心に置いては空前の規模となる予定。それが、虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業。

とはいえ開発予定地は空き地や原っぱではない。事業、生活が営まれている建物密集地。虎ノ門・麻布台再開発のスケジュールは2019年着工、2023年竣工とかなりスピードが早い。消滅まであとわずか、開発を間近に控えた現地はどのようになっているのか、東側から谷に足を踏み入れた。

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雑居ビルや店舗が立ち並ぶ、通りの一画に西へと空いた道が谷の入り口となる。谷底を東西に貫通するこの道を大げさではあるが便宜上、メインストリートと名付けた。
まずはこの「メインストリート」沿いに西へと歩くことにした。通り過ぎる車や通行人もほとんど見当たらない静かな道沿いには古びた雑居ビルや木造民家が立ち並ぶ。店舗らしき建物もあるがいずれも営業している気配は感じられず、中には板によって完全に封鎖されているものもある。

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雑然とした谷底の街並とは対照的に頭上を覆う電線越しに見上げる台地部分にはアークヒルズ仙石山森タワーやグランドタワーなど200mを越える超高層ビルが空に向かいそびえ立っている。
元々のビルの高さもさることながら、全てのビルが十数mの高低差を隔てた台地上に建つため実態以上に高さと圧迫感を感じる。

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しばらく進むと、周囲の建物が途絶え駐車場が広がった事で視界が開けた。開発を待つ間、空き地を暫定利用するための駐車場は再開発予定地にはつきもの。おそらく以前はここにも家屋が密集していたのだろう。一見ゴーストタウンに思える静かな町だが一方で洗濯物が干されたアパートも見受けられ、消滅まで秒読みとなったこの街でも生活の息吹はわずかながら残されていた。



さて何度も「谷」という表現を使っているが実際のところ周囲は家屋を始めとする人工物に覆われているためそこまで谷感はない。自分も地形を意識せず漫然と地を歩いていたら平凡な下町にしか見えなかっただろう。周囲を崖で囲まれた虎ノ門から麻布台にかけての窪地のようなこの「谷」には実は名前があった。後に知ったその名は我善坊谷(がぜんぼうだに)。



こちらが我善坊谷再開発の全容だ。以前から噂はされていたがここまで大規模なものになるとは予想もしていなかった。高台の郵便局と横に長い谷間という特殊な地形を活かした構造物と緑地、新道が整備される。

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再開発のメインとなるのは谷の西側に建つ三つの超高層ビル。谷間のB街区には263m、233m、台地上の麻布郵便局には暫定ながら日本一の高さとなる323mA街区。
完成予想図を見る限り、同じ事業者ということで既に建つアークヒルズ仙石山森タワーの緩やかに丸みを帯びた外観を踏襲、ビル同士の圧迫感を軽減した調和あるデザインを目指しているように感じられる。


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谷の中央部まで来ると解体された、あるいは解体作業中の建物が目立ち始めた。
建物を覆う防音シート、予告看板、散乱する破片。再開発地区の典型的な光景。仮囲いの看板によれば年内には全ての解体作業は完了する予定とのこと。地上構造物が消滅したことで広大な更地となる我善坊谷には新しい建物が建設されるまでのわずかな期間、本来の険しい地形が姿を現すに違いない。もっともその際、メインストリートの通行が可能かどうかは微妙だが。

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集落の魅力はメインストリートから左右に枝分かれする路地。最も奥は緑に覆われた灰色の擁壁が行く手を阻んでいる。割れ目から繁殖したもの、庭木として植えられたものが退去してから解体を待つまでの間に野生化し緑に覆われてしまった民家。管理のなされなくった一帯を縦横無尽に埋め尽くす植物は谷間を再び自然に戻そうとしているかのようだ。
そんな路地のひとつに入り込んでみる。どうやら高台の西久保八幡神社へのアクセス路のようだ。解体を控え封鎖された廃屋やアパートの合間を進み急傾斜の石段を上り続ける。

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神社は先ほど掲載した地形図によると岬のように飛び出た突起部分にあたる場所。正式な参道は別の場所にあったため今回使用した急階段は裏口のようだ。山頂まで登りきったが残念ながら周囲は木々に覆われ眺望を得る事ができなかった。

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メインストリートを中心に谷が作り出すゆるやかな曲線に沿った低層商業施設や地下通路、広場が設置されることでこの谷は大きく変貌する。イメージ図によれば参拝した神社の森はそのまま残されるようだ。



先述したように分岐した路地のほとんどが崖によって行き止まりとなっている。しかし袋小路のような谷間から台地上へ抜け出す道も何本か存在する。いずれの道もわずかな距離をもって台地上と谷底の高低差を克服するため急勾配となっている。
メインストリートから外れそのうちの一本、南側の台地上へと登る三年坂と呼ばれる急坂へ入った。車停めによって封鎖され車の通行はできない道。

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三年坂の路面は途中から階段へと変化、しばらく登り振り返ると我善坊谷の全容が見えた。
見渡す限り人工物が密集、わずかな土地も余す事なく高度利用される都市の風景。谷間後方の台地上で存在感を放つ青いビルは2016年に竣工したばかりの六本木グランドタワー。

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建設中に訪れたことがあるが、なだれ坂と呼ばれる急坂に隣接する急傾斜地に立てられているため複雑な構造となっていた。グランドタワーは高さ230mを誇る高層建築だが、今回新たに建てられる三つのビルはいずれもグランドタワーを上回る高さとなる。

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拡大すると灰色の解体用防音パネルに覆われた建物が目立つ。建物が密集し境界線がわかりづらいため三年坂から見える範囲の解体対象建物に色をつけてみた。上記写真に写っているのは再開発予定地全体の三分の一ほど。これだけの規模の街が残り数ヶ月足らずで跡形もなく消滅してしまうとは驚きだ。

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三年坂を下り谷の中央を東西に伸びるメインストリートに復帰。道は両側から白い仮囲いに覆われ通路のような状態となている。
このあたりから中層アパート群が増え始める。そのほとんどが解体の真っ最中、建物は防音パネルに覆われていた。また計画書には掲載されていない台地上においてもいくつかのビル解体作業が行われており、再開発は台地上をも取り込み広がりつつあるのかもしれない。

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我善坊谷の終わりが近づくにつれメインストリートは落合坂と呼ばれるゆるやかな傾斜を持ち始めた。次第に高低差も減少、見上げていた台地上の建物がほぼ同じ高さとなった。

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やがてメインストリートはT字路につきあたる。正面は灰色のコンクリート擁壁。長らく続いてきた我善坊谷はこの壁で行き手を阻まれ唐突に終わりを告げた。
擁壁上は麻布通りと高架橋となっていた。かつて谷はさらに奥へ続いていたはずだが道路建設時に埋め立てられてしまったのだろう。両サイドから凹んだ中央に向かい傾斜する擁壁面に谷の名残を見る事ができる。この最後の高低差は埋め立てられ歩道となることによって消滅する。



夜を歩く。青白い街灯に照らし出される昼間以上に人気のない谷間に漆黒の建物が続く。それでも時折光が漏れる部屋もありまだわずかながら人が残っていることがわかる。電線の合間からは不気味に発光する東京タワーが見え隠れ。

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何日かにわたり我善坊谷現地を歩いた事で谷間の複雑な地形や高低差、そこで営まれてきた人々の暮らしを実感する事ができた。
あとは谷全体を俯瞰したいものだ。実は近隣に誰もが知る展望台がある。それは民家の軒先や電線の合間から見え隠れする鉄塔、東京タワーだ。



東京タワーには高さ違いの二つの展望台があるが再開発地区との合間には障害物がないため値段もお手頃な150m展望台メインデッキで十分。エレベーターに乗り込み、レトロな展望台へ到着、再開発地区の眺望が得られるのは北側となる。さっそく窓に駆け寄ったものの唖然とさせられた。
先月は入る事ができた展望台半分は工事のため封鎖中、しかも肝心の北側のみ。眺望が売りの展望台、眺望が半分という事は価格も半額にすべきではないのだろうかと思いつつ、こうなったら仕方がない。特別展望台から俯瞰するしかない。と莫大な追加料金を払ってさらに上へと続くエレベーターに乗り込んだ。

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東京タワーの最上階、250mに位置する特別展望台。最近になってトップデッキという名のもと大きくリニューアルしたようだ。それにしてもこのトップデッキ、展望台まで辿り着くまでの行程が少々面倒くさい。こちらは単純に定点観測を行いたいだけなのだが無駄な演出が多くてなんだか困る。過去のシンプルな展望台に戻してほしいものだ。



しかし追加料金を払っただけあって眺望は抜群。またビルの展望台と違い、円形、かつ面積が非常に狭いためか、塔の頂上にいると実感できる。幸いな事にトップデッキは工事中ということもなくようやくのことで肝心の北側を見下ろす事ができた。

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これが俯瞰した我善坊谷の全貌となる。赤いラベルがついた部分が再開発によって消滅する街区。谷間に沿った細長く湾曲した地形であることがよくわかる。また見下ろす事で地上からは窺い知る事できなかった防音パネルに覆われたビル解体現場の様子も見る事ができる。大型構造物の解体はまず屋上に重機を配置、上階から下に向かう切り下げ崩して行く。

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さてここに三棟の超高層ビルが完成後、この光景はどのように変化するのだろう。現在周囲に既に建つビルの高さを参考に適当に描いてみた。

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いずれも周囲の高台に建つビルを上回る高さになる。特に台地上に立つ最も高いA街区は圧巻だ。A街区上階からは250mの東京タワートップデッキをはるかに上回る眺望を得られる事になる。実際には上層階は分譲予定のため展望台が設置されることはないだろうから居住者のみが得る事ができる絶景だ。一方で他のB街区の二つの建物も周囲のビルを上回る高さとなるものの建設予定地が谷底のため見た目だけでは実際のものほどの高さを感じる事はないのかもしれない。



ちなみに周辺では今回紹介した以外にも多数の高層ビル計画が存在している。タワークレーンが目立つ建設中のビルは東京ワールドゲート、オークラ、レジデンシャルタワー。いずれはタワー東側だけでもこれだけの高層ビルが立ち並ぶ事になる。

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日本の超高層ビルの歴史においては長らく西新宿が君臨し続けていた。高層ビルの代名詞として都庁を中心とする新宿ビル群の写真や映像が多用され続けたため、現在でも超高層ビル街=新宿といったイメージを持たれている方も多いのではないだろうか。
しかし近年都心での超高層ビル街は東へと移動しつつある。2000年代には新丸ビル竣工に端を発した東京駅周辺、2020年以降は虎ノ門麻布に引き継がれ都市は循環を続けて行くのだろう。



[追記/2019年.8月某日虎ノ門・麻布台プロジェクト着工]

俄然坊谷の徘徊記から約1年、2019年夏、虎ノ門・麻布台プロジェクトがついに着工した。
全住民の転居が完了、6月にはすべての路地、通路は封鎖され俄然坊谷内へ立ち入る事ができなくなっていた。高台から俯瞰すると谷間を埋め尽くしていた密集家屋のほとんどが姿を消し、赤茶けた地肌がむき出しになっていた。地上構造物が剥がされる事で俄然坊谷が持つ高低差のある本来の地形がよくわかる。



着工とほぼ同時に新しいイメージパーツが公開されたことで、不明だった箇所含め虎ノ門・麻布台プロジェクトの全容が一気に判明した。

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このように3棟の巨大建造物が俄然坊谷とその周辺に建設される巨大プロジェクト。特に台地上に立つメインタワーは高さ330m、先述したように東京タワーにほぼ匹敵する高さとなる。現行の航空法では立てる事のできない高さだが、東京タワーという既存の障害物が近隣にあるため、特例として認可されたと思われる。

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今回のパースで驚かされたのはがらりと変化した低層部。国家戦略特別区で公開されていた初期のパーツでは雑だったラフ部分がブラッシュアップされ動きのある有機的な外観となっている。[上記]
また闇雲に構造物で埋めつくす訳ではなく俄然坊谷の跡に沿って広大な緑地が設けられる。高さ330mのメインタワーは2027年、390mの常磐橋プロジェクトB棟が竣工するまでのわずかな期間、日本一の高さとなる。


[追記/2019年.10月某日虎ノ門・麻布台プロジェクトト建設予定地一周]

俄然坊谷を埋めたてる虎ノ門麻布台プロジェクトは2019年8月に着工、一斉に報道が行われた。このような巨大プロジェクトが水面下で進行中だったことを都民ですら報道で初めて知ったという人も多かったのではないだろうか。
2019年10月某日、建設予定地を取り囲む仮囲いに沿って8.1hahに及ぶ虎ノ門麻布台プロジェクト予定地を一周。例によって昼夜入り交じった時系列に沿わない写真を掲載。



何度も通った俄然坊谷はこの2ヶ月ほど前から既に立ち入る事ができなくなっており谷に通じる各所の路地はすべてゲートで封鎖されていた。
まずは谷の入口に立つ。例の歩道橋から西側を見た光景。解体現場背後にそびえる高層ビルは206mのアークヒルズ仙石山森タワー。高低差がある地形のため実態以上に高さを感じるビル。しかしここに新たに建てられる三つのビルはいずれも遙かに上回る高さとなる。

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着工と言っても全ての既存建築物の解体がなされた訳ではなく、特に俄然坊谷入口となる東側においては敷地のほとんどを占める雑居ビルは解体の最中だった。また解体予定のビルの中には工事事務所として暫定的に利用されているものもあるため建物のいくつかはまだしばらく残されると思われる。通りを跨ぐ古びた歩道橋の上からは工事現場をよく観察することができた。

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区画面積8.1haに及ぶ広大な敷地を一気に再開発する虎ノ門・麻布台プロジェクトは大きく4つの区画に分けられる。3本の超高層ビル、そして低層の商業棟。上記写真には通り沿いにいつくかの小規模ビルが残っているがまもなく解体されこの場所には下記のような奇抜なカタチの商業棟が建設される。

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歩道橋脇から俄然坊谷中心を東西に横切るメインストリートは現在封鎖されているため台地上から現場を一周。
とはいっても敷地のほとんどが高い仮囲いで厳重に覆われているため、時折顔を覗かせるわずかな隙間から見た内部。俄然坊谷西部を埋め尽くしていた密集していた民家はこのように完全に消滅、茶色の地べたが剥き出しの状態になっていた。

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建物や舗装路、樹木などが排除されたことで俄然坊谷が作る本来の地形が露わになった。かつてはこの「対岸」の高台にあった重厚な麻布郵便局の建物も解体されていた。麻布郵便局跡地には高さ323mに達するメインタワーが建設されることになる。



谷の終わりから見た夜の建設現場。日中は轟音と共に動き回っていた重機も静かに眠りについている。
更地の中心を東西に延びる道の名残は自分がメインストリートと勝手に名付けた落合坂の跡。周囲を埋めていたアパート、マンション群は全て解体、完全に消滅した。

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虎ノ門麻布台プロジェクト建設予定地からしばらく歩いた場所にある広大な空き地。竣工したばかりのオークラプレステージタワーを背景に解体用防音パネルに覆われたビル、土台だけとなったビルの跡が広がっている。ここは虎ノ門ヒルズステーションタワーの建設予定地となる場所。この一帯には去年まで新旧含め10数棟のビルが立ち並んでいたが、街区を一気に解体し高さ265mの高層ビルが建設される。

以前も書いたが都心においての高層ビル群はかつての新宿から2000年代は丸の内、大手町周辺、そして2010年代は虎ノ門周辺へと移動を続けている。

[了]
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