●2016年8月某日/地の果て青森竜飛崎再び.04

  • 2016/11/02 08:15
  • Category: 廃校
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2016年夏は昨年に引き続き北の果て青森県徘徊。
津軽半島キャンプを経て本日訪れたのは海を挟んだ対岸にある「廃校の宝庫」下北半島。
次々に現れる廃校を巡りながら走り続けやがて太平洋に突き出た尻屋崎に到着した。
後半戦開始、日が沈むまでに残りいくつ回りきる事ができるのだろうか。


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photo:Canon eos7d 15-85mm

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緑の草原、白い灯台、青い海。日本で好きな岬のひとつ、青森県下北半島尻屋崎。
海を眺めながらむつ市のコンビニで買っておいたおにぎりをかじり、さらに草原にたむろする野生の馬と戯れているうちに時刻はすでに一時過ぎ。そろそろ廃校探し後半戦に出発するか。下北半島内陸を目指すべく尻屋崎灯台を出発した。





「野牛小学校跡」
海沿いの向かうメインルートから外れた内陸に残る赤い屋根が目を引く廃校。草原と化した広大な校庭跡を風が吹き抜ける開放感溢れる明るい雰囲気。周囲に牧草地のような土地が広がっているだけのこの地で、いったいどのような生活が営まれていたのだろうか。

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「袰部小中学校跡」
6年前、北海道を目指すべく大間港へ向かう途中偶然出会った廃校。→LINK
ゆっくりと回る巨大風車を背景に校舎を取り囲む古びた平屋の建物群も魅力。朽ち果てた光景の中で目を引くのが以前にはなかった「避難所」と書かれた真新しい看板。近年、災害時の避難所として廃校が指定されているらしく、どの廃校にもこのような看板が設置されていた。看板には学校名が記載されているためこの廃校も今回初めて校名を知る事ができた。

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「田代小中学校跡」
木々が生い茂る森の中に残されている廃墟として有名な廃校。薄暗い校庭に到着した瞬間、フロントガラスに群がるアブの襲来によって車から一歩も降ることなく逃げ出した。それにしても夏の東北では毎回アブにひどい目にあわされてる。結局校舎の姿は車内から遠目に見ただけとなった。



「石上小中学校跡」
広大な畑が続く丘陵地帯に残る廃校。校舎裏手に広がる畑と少し尖った釜臥山の組み合わせは、北海道の斜里岳山麓で見た光景によく似ている。


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「立大利小学校跡」
夕刻、日が沈みかけた頃到着。小さな集落の外れに平屋の校舎が残されている。木々の合間から射し込む西日が照らし出す大きなロールは近所の子どもたちの格好の遊び場となっていた。

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時刻は17時。夏の日は高いものこのあたりでタイムアップ。中央部に限定したとはいえやはりやはり下北半島は広大、結局今回も候補に挙げていた予定地の半分も回りきる事ができなかった。



今夜はむつ市郊外のキャンプ場に宿泊予定。夕飯となる食料を調達すべく郊外を走っていると道路沿いにユニバースというローカルスーパーを見つけた。普段旅先ではこのようなローカルスーパーで食材を調達することが多い。全国チェーンのコンビニと違い初めて目にする地元特有の食材がとても新鮮なのだ、と書いたものの実は食費を節約しているだけ。今回も半額シールが貼られた弁当を調達、18時キャンプ場へ到着した。

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東北徘徊4日目。
昨夜の竜飛崎キャンプ場に引き続き、夜は非常に涼しくよく眠る事ができた。早朝キャンプ場を出発、広大な下北半島をどこまでも続く直線道路338号を走り続ける。ほとんど対向車も現れない広大な道。訪れるたびに伸びて行く海辺の集落をパスするバイパスによって予想以上に早く下北半島から抜けることができた。

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八戸道経由で東北道へ。空を見あげれば今日も好天、真夏の日差しが照りつける。
青森、岩手。しばらくの間、流れにまかせ車を走らせていたものの、天気の良さに例の地へ立ち寄りたくなってしまう。
今夜予定しているキャンプ地まで走り続ける予定だった高速道路を松尾八幡平ICで下り向かったのは西にそびえる山塊、八幡平。スノーシェルターを抜け怪しい脇道に入ると目の前に広がるのは緑の草原、そして廃墟となったアパート群。

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このアパート群、かつてこの場所に存在した松尾硫黄鉱山の鉱員宿舎の跡。去年訪れた際には濃霧に包まれていたので、ここまで開放的な光景を眺めるのは松尾鉱山を始めて訪れた1999年以来17年ぶり。猛暑に包まれていた下界とうってかわり鉱山周辺は乾いた冷たい風が吹き抜ける高原のような装いだった。



この後も秋田山形新潟を巡り二日間掛け地元へともどった。
2年連続の青森を中心とした夏の東北徘徊。なじみの場所、初めて訪れる場所含め数多く徘徊したものの今回も結局予定していた場所の半分も回りきる事ができず。

[了]
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