●2013年8月某日/夏の日本海側北進

  • 2013/10/04 22:36
  • Category:
1308echigotop.jpg
GWは南進、一方夏は北進、盆休み東北や北海道を車で目指してはや数年。
ところが今年は北や西、それぞれで予定が発生。目的を持って移動すると言うよりも
限られたわずかな日数の中、各所で予定を消化するという一貫性のない動きになってしまった。
まずは西へと進み、大阪でひとつめの予定を片付けると続いて日本海へ向け北上。


photo:Canon eos7d 15-85mm



夏が来る度、訪れる丹後半島。毎度同じルートを使っても芸がないと考えた時、偶然地図で見つけた丹後半島山中を縦断する細い道。途中で廃校を見つけるというたなぼた的なことがあったものの近年通った道では最悪の部類。林道は走り慣れているとはいえ、今回ばかりはしつこく登場した警告看板を信じ引き返せば良かったと何度思ったことか…。


丹後半島の廃校201308summer001.jpg


途中何度も朽ちた茅葺き集落の廃村が出現したものの無事車を進めることばかり考え撮る気すら起きなかった。この後も奇跡的に一台の対向車も現れず無事通過できた。



例年通り京都府北端の丹後半島海岸で皆と合流、ひたすら泳ぐ事数時間、次は新潟の予定を片付けに北へと出発。


201308summer002.jpg


若狭湾沿いに進んでいくものの夕方、敦賀インターまであと五キロのところで渋滞に行き当たる。夏の夕方に発生する敦賀渋滞を回避するため海水浴を早めに切り上げるつもりだった。しかし海ではしゃぎ過ぎた結果、出発が遅れ渋滞に完全に捕まってしまった。
渋滞を見越してあらかじめ買っていた夕飯代わりのおにぎりを車内でかじりながらひたすら我慢。1時間以上かけようやく北陸道へ入ることができた。現在建設中の舞鶴道若狭道開通後は渋滞も解消されるのだろうか。

夜の北陸道。炎天下泳ぎ回った疲労を感じながら福井、石川、富山とハンドルを走り続け富山県魚津へ到着したのは夜11時を回ろうかという時刻だった。この魚津という町、今年のGWにも訪れたばかり、その際三ヶ月後再び訪れることになろうとは思いもしなかった。熱帯夜が続く夏は平地での車中泊やキャンプをしないと決めているので宿も前回と同じビジネスホテル。


201308summer003.jpg


車中泊では周囲の騒音、あるいは朝日のまぶしさによって半ば強制的に早朝、目が覚めることがほとんどだが今回はあまりの寝心地の良さにかなりの寝坊。起きたら9時過ぎになっていた。



新潟県へ入る。
予定を終えると後は山々に囲まれた十日町の山中を適当に徘徊することに決めた。とりたて目的地もないので夏の恒例行事、「大地の芸術祭」を巡ってみる。


201308summer004.jpg
201308summer005.jpg
201308summer006.jpg



芸術祭自体は過去数回訪れたことがあったため、今回は初めての箇所を回っていく。山間部に点在する展示品同士を結ぶ幹線道路はごくわずか、そのほとんどが山道であるため計画性がないと回りきることはできない。普段は無計画な自分だが今回ばかりはパンフをよく読み行程を考える。とはいっても時刻はもう昼過ぎ。夕方までに回りきることができる施設はせいぜい5箇所ほどだろうか。



一つ目。まつだい農舞台。
隣接する駅を時折列車が通過していく。この鉄道、なにげなく見た地図で驚かされた。鉄道や道路を山岳地帯に建設する場合、費用のかかるトンネルや橋梁はなるべく避けながら川や等高線にそって敷設されるため曲がりくねったカーブを描くもの。しかし北越急行ほくほく線は定規でひかれたかのように一直線に伸びている。
ほくほく線が走る場所は山間部。ということはこの直線、すべてトンネルなのだ。いったいどれだけの費用と労力がかかったのだろうか。


1308echigo9.jpg


二つ目は廃校を利用した施設。
曲がりくねった狭路が続く林道好きな自分にとってはなかなかおもしろいルート。
こんな山中を走る車は地元の軽トラくらいかと思いきや意外にも対向車が多い。そのほとんどが首都圏ナンバーのレンタカー。運転しているのはおそらく芸術祭を見に来た観光客だろう。一本道で突然鉢合わせあたふたしているところをみると普段こんな山道を走破する機会もないに違いない。離合にも慣れていないようでその都度こちらがひたすらバックを繰り返す。こちらは大型車なので対向のコンパクトカー側に下がってもらいたいんだよなあと思うこと数度。まあいいや。



森に包まれた山道の途中、時折視界が開け古びた民家が現れる。セミ時雨が響き渡る盛夏からは想像もつかないが真冬になると集落は深い雪に閉ざされるはず。
そんな集落のひとつに目的地である「絵本と木の実の美術館」と名付けられた建物があった。廃校となった木造校舎を再利用、校舎内には流木を利用したなオブジェが並ぶ。廃校とはいっても現在は利用されており廃墟とはいえないものの居心地が良く長居してしまった。


201308summer007.jpg
1308echigo13.jpg
1308echigo17.jpg


1308echigo11.jpg
大地の芸術祭絵本と木の実の美術館201308summer0010.jpg
大地の芸術祭絵本と木の実の美術館201308summer009.jpg
大地の芸術祭絵本と木の実の美術館201308summer008.jpg



三つ目。田んぼに現れるバッタの彫像。
午前中、柏崎で立ち寄ったコンビニでおもしろい体験をした。昼飯を買おうと足を踏み入れた店内がバッタだらけなのだ。足下や商品棚、どこから入り込んだのか無数のバッタが店内を徘徊している。
店主もバッタの存在が当たり前の光景になっているのか捕まえる気もないようでああバッタね。と軽くかわされてしまう。自分も気にしない人間なのでパン袋の上のバッタを追い払いそのまま購入、神経質な人ならば無理だろうな。

1308echigo25.jpg
1308echigo6.jpg


さらに山中に存在する廃校を訪れてみたかったのだが今回は三カ所でタイムアップ。
十日町市の山深さは予想以上。帰路に向け車の進路を南西へと大きく方向転換、やがて日が沈み長い夏の1日も終わりを告げた。

[了]


スポンサーサイト

Pagination

Trackback

Trackback URL

http://lost2011.blog.fc2.com/tb.php/409-a19f39e5

Utility

プロフィール

hou2san

Author:hou2san
●なにかあればコチラまで。↓
場所を教えろよなんてことでもいいです。
rh5t-nkym@live.jp

最新記事

最新コメント