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●2015年5月某日/GWは西へ。中国地方徘徊記〜山口県角島大橋〜

  • 2015/05/21 23:41
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2015年5月、今年もGWがやってきた。
過去のGWを振り返れば九州を中心に駆け抜けてきた遠方遠征も
ETC特別割引終了と共に終了、ここ数年は四国を中心に巡ることが多くなった。
さて今回はどこを巡ろうかと考え抜いた末本州西の果て、山口県を中心に徘徊することにした。
山口方面を攻めるのは2011年以来4年ぶり、
透明度の高い日本海、廃校、炭鉱鉱山跡、潜水艦など濃い場所を巡り巡った五日間。


photo:Canon eos7d 15-85mm

2009年GW 鹿児島を巡る旅
2010年GW 九州四国を巡る旅
2011年GW 四国・中国山地を巡る旅→LINK
2012年GW 四国を巡る旅→LINK
2013年GW 富山・岐阜を巡る旅→LINK
2014年GW 四国の海を巡る旅→LINK


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AM9:45 山口県下関市、数年ぶりの角島大橋。

山陽道のGW渋滞を回避すべく深夜の中国道を走り続け辿り着いた。日本海に浮かぶ角島へ1.7kmの海上橋が続くこの場所、本土離れした美しい海が見られるということで近年急激に人気が高まっている場所のひとつ。予想される混雑を避けるため長門市に宿泊、明日早朝に訪れる予定だった。しかし西から進む気圧の谷の接近によって明日は間違いなく大雨。中国道を走りながら考え続け海がキレイな場所は晴れてなんぼ、ということで他の予定をすべて変更して本日訪れることにしたのだった。
結果としてこれが正解だった。日射しのもと角島大橋と海の色が作り出す美しい風景を望むことができた。翌朝の西日本は予想通り朝から土砂降りの天候だった。

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GWの角島大橋と角島1505gw0102.jpg
GWの角島大橋と角島1505gw0103.jpg
GWの角島大橋と角島1505gw0105.jpg

この角島大橋、訪れる度に人の数が増えている。最後に訪れた4年前と比べてもその混雑ぶりに驚かされた。10時前だというのに橋のたもとの駐車場も満車。しばらく待っていると1台分が空いたのでなんとか車を滑り込ませ5時間ぶりに車から降りた。橋を俯瞰する展望台の眼下には静かなビーチが広がっている。このビーチと展望台は断崖で隔てられ浜へ降りられそうなルートは一切見当たらない。しかし美しい海辺を見れば下りてみたくなるもの。初めてこの場所を訪れた際、波待ちをするサーファーの姿に、どこかにアクセス路があるに違いないと車内にあった全国サーフポイントガイドを開き海へと続く小道を知ることができたのだった。

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GWの角島大橋と角島1505gw0106.jpg

今回も同じルートを使って浜へと降り透明度の高い海に足をつけることがでた。波もない浜辺は混雑する真上の展望台とは別世界のように静まりかえっている。
そんな海岸に突如響き渡るバイクの爆音。頭上の橋を見上げると角島へと渡る無数のツーリングバイク。同じく車の数もみるみる増えている。砂浜ではしゃぎすぎたせいか気がつくと時刻はもう昼近い。この時間帯に島へ渡れば帰路の角島大橋渋滞に巻き込まれることが目に見えている。島には前回渡ったのでこのまま橋を後にした。この場所、いつか夏に訪れてみたいものだが混雑はこんなものでは済まないのかもしれない。




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海沿いの高台に建つ廃校とおぼしき物件。実は出発前いつものように徘徊予定地周辺をgoogle空撮で観察している際に見つけたもの。細長い平屋らしき建物、草に覆われた広場、見るからに学校跡らしい怪しい形状。念のため国土地理院でも過去の写真をチェック、70年代に撮影された画像では陸上トラックのような白線が広場に視認できる。これはどう見ても学校のグラウンドだ。
目的地付近を走っていると森の中へ消える細い道が突然現れる。よほど注意して走らないと気がつくことはないアプローチ。現れたのは草に覆われた校庭跡とさび付いたブランコ、そして閉校記念の石碑。やはり廃校だった。窓から木造校舎をのぞき込むと長い廊下や教室が残されている。廃校後も何らかの施設として利用されていた時期があったようだが現在も使用されているかは不明。眼下に海を望む明るい雰囲気の廃校だった。

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角島に限らず山陰を中心にした日本海沿岸は海の透明度の高さが際立っている。
日本海へ伸びる向津具(むかつく)半島の先端に浮かぶ油谷島の海岸線。本来はかつての海軍基地戦跡を訪ねたものの倉庫となった廃屋くらいしかめぼしいものは残っていなかった。湾内に沈む錆びたエンジン?(上記写真)が気になるくらいか。海軍基地跡の裏手にあった一本道。不思議な色の水面、海へと続く寂れた道、絵になる光景。海の透明度の高さにこちらでもしばらく水遊びをしてしまった。

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元ノ隅稲荷神社。
白砂の角島周辺とは対称的に険しい断崖が続く向津具半島の海岸線。そんな断崖上に海へ向かう無数の鳥居が続いている。元ノ隅稲荷神社と呼ばれるこの場所、鳥居のトンネルが有名。至る所に○○で紹介されました!と張り紙が貼られるなんだか宣伝色の強い神社だ。赤い世界が続く鳥居内を歩いて行くとやがて視界が切り替り鳥居から抜け出した。到着した場所は高台の芝生の広場。海と空の青い世界に現れる真っ赤な鳥居は強いコントラストを作り出す。海外からも大勢の人が訪れる理由もよくわかるおもしろい光景。とはいえ自分が好きな神社は森の中にひっそりと佇むひなびたタイプ。神社は湿り気のある場所がよく似合う。

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海の廃校から一転、今度は里山に建つこぢんまりとした木造の建物。壁面に大河内集会所とあるように現在は公民館として使用されていようだ。しかしこの建物どうもかつての小学校か分校の跡のようにも見える。建物の正体を知りたいものだがどこを見渡しても地元の方の姿は見当たらず。
それにしても里山を見下ろす高台に位置するこの場所、とても良い雰囲気。涼しげな木陰を落とす銀杏の大木、吹き抜ける初夏のさわやかな風に手作りブランコがゆっくりと揺れ続ける。深夜ひたすら中国道を走り続けた疲れと心地よい空間が次第に眠気を誘いこの場所で1時間ほどぼんやりしてしまった。結局この場所には誰も現れず建物の正体はわからずじまい・・・。

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ふと気がつくと日も傾き夕刻間近。その後も怪しい砂防ダムなど予定地を回り山口県北部をぐるりと一周、長門市へ戻ってきた。今夜は車中泊ではなく市内のビジネスホテルへ泊まる予定。それにしてもよく走った。明日早朝からの走行に備えからっぽになったガソリンタンクを満タンにしながら空を見上げると西から高層雲がうっすらと広がり始めている。明日の天候は予想通り崩れそうだ。

長門市1505gw0121.jpg

[続く]
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